海・花火・BBQなど夏を感じさせてくれるものは沢山あるが、僕には他にも夏の到来を実感させてくれるものがある。
それは夏ポテト。
夏ポテトがコンビニの商品棚に並びはじめるのを見て、「これから夏が来るんだな」とやっと実感するのである。
夏ポテトっていつから発売?
カルビーの厚切りポテトシリーズの夏シーズンを担当する夏ポテト。
発売時期はだいたい毎年6月半ばである。
夏ポテトの美味しさは?
厚切り・ギザギザの楽しい食感。
梅のほど良い酸味と甘み。
噛めば噛むほど溢れ出るジャガイモの旨味がたまらない。
特にオススメなのが紀州南高梅味。
油っぽいと思いがちなポテトチップスだが梅の酸味で口の中は爽やかだ。
これは数ある梅味のスナック菓子の中でも最高傑作ではないだろうか。
食べ始めると僕の脳内には森山直太朗の「夏の終わり」が流れ始める。
なぜかというと夏ポテトのCMのBGMがこの曲だったからなのだけれど、そのCMが放送されていたのは調べてみると2003年。
10年以上たった今でも覚えているほど僕の中ではロングセラー商品だ。
食べるシチュエーションにこだわる。
夏ポテトの一番美味しい食べ方がある。
夏らしい雲が漂う猛暑日の午後、クーラーで部屋をキンキンに冷やしてサマーウォーズを見ながら食べるのだ。
飲み物はもちろん緑茶がいい。
少し油っぽくなった口の中をスッキリさせることができる。
もちろんサマーウォーズを見終わるころには僕の脳内BGMが森山直太朗から山下達郎に切り替わっていることは言うまでもないだろう。
夏ポテトよ、また来年の夏に会おう。
これだけ夏ポテトを推してはいるが、別に夏ポテトにまつわる甘酸っぱい思い出があるわけでもなくて、ただ単純に夏ポテト紀州南高梅味の甘酸っぱい味が好きなだけなのだ。
そして、こんな記事を書いてはいるが夏が終わるころにはすっかり夏ポテトのことなんて忘れているだろう。
そういうものなのだ。
夏にしか会えない夏ポテト。
また来年も夏の到来を知らせてほしい。