猫を飼っている方!
猫のおしっこシートを交換するとき、よく観察しているでしょうか?
おしっこシートにキラキラした何かが付着していないでしょうか?
キラキラした物が付着している場合、尿石症の可能性があるため早めに動物病院に連れて行ってあげてください。
ある日、猫のおしっこシートを交換しようとしたらキラキラが
我が家の猫様は上の画像のような
上段に猫砂
下段におしっこシート
といったタイプのトイレを使っていて、定期的におしっこシートの交換が必要です。
いつものようにおしっこシートを交換しようとすると…
画像だとわかりにくいですが、かなり細かいキラキラがあることを発見!
例えるならラメのような。
こんなのいつもはなかったはず…
ちなみに我が家には2匹の猫がいるのですが、キラキラおしっこをしていたのは左の三毛猫。
アンちゃん。メス。1歳半です!
すぐに病院に連れていく
すぐに「猫 おしっこ キラキラ」で検索すると
尿路結石症の可能性があるとのこと。
様子を見る限り、トイレの頻度が増えたり、おしっこするときに痛そうだったりする仕草はなく、いたって元気そうだったのですが
猫は自分の病気を隠す生き物と聞いた時があるので、素人目で判断せずにすぐ病院に連れて行きました。
超音波検査と尿検査をしてもらう
動物病院ではまず超音波で検査をしてもらいました。
獣医師「ここが膀胱です。大きな結石などはなさそうですね」
すこし安心。
尿検査もできるとのことでお願いすることに。
おしっこを事前に採取するなどしていかなかったので膀胱穿刺(ぼうこうせんし)という方法で採尿することに。
先生がエコーを見ながら注射器をお腹にプスッ!
ああ!こんな目に合わせて申し訳ない…
診察が終わると自ら猫リュックにすごすごと帰るアンちゃん…
採尿して数分待つとおしっこの検査結果が出ました。
ストラバイト結晶ありとの診断結果でした。
ストラバイトはマグネシウム・アンモニウム・リンで構成される尿石で、
中性からアルカリ性の尿で形成されやすいとのこと。
たしかにpH:8で若干アルカリ性でした。
食事療法で傾向観察することに
ひとまずアンちゃんは食事療法で結晶をなくしていく方向になりました。
病院で専用の餌を購入。
専用の餌がなくなるころにまた受診しに来てくださいとのことです。
よくなってるといいなあ。
ちなみに水もたくさん飲むように流れるやつも購入。↓
まだこれでは飲んでくれず、いつもの水貯めた皿から飲んでます。笑
自分で判断せずに動物病院に行ってよかった
今回、自分であれこれ判断せずにすぐに動物病院に連れてって良かったなと思いました。
正直、ネットで「猫 おしっこ キラキラ」で調べると
おそらく尿路結石だろう
↓
尿路結石なら餌を変えて、水を飲ませて…
という処置には辿り着きはしそうなのですが、
実は結石のタイプによっては選ぶフードが変わったりするそうですし、
なにより今現在の病気の進行状況などはさすがにわからないからです。
ですから、この記事を読んで
「キラキラしたおしっこしたら、とりあえず専用の餌をあげて水飲ませて様子見しよう!」
とは判断せずに、動物病院へ連れていき医者の指示を聞いてください。
いつもの状態をよく把握しておくことが重要
あと私たちにできるのは
猫のいつもの状態をしっかり把握しておく
ということ。
私は獣医師ではないので、どんな病気があるか・どんな症状があるかは正確にはわかりません。
しかし、いつもの状態を把握していれば「あれ?ちょっといつもと違うな」ということに気づくと思います。
おしっこシートを交換するにしても、量とか色とかを普段から意識しておけば何かしら変化があったときに気付けるはず…!
そういう意味ではおしっこの状態がわかるタイプのトイレにしといてよかったなと個人的には思います。
何か変だと思ったら動物病院へ連れていく。
何か変だと気付けるように、いつもの状態を把握しておく。
長く楽しく猫と暮らすためにずっと心掛けていきたいです。
【後日談】食事療法を一週間続けてキラキラ無くなった!
食事療法を続けて1週間経ったので再度病院に再検査へ。
結果はこちら!
pHも8→5に低下
顕微鏡で見てもストラバイト結晶は見られなかったそうです!
トイレシートにもキラキラは見られません。
とりあえずは一安心。
ただし、pHは低すぎるとまた別の結晶ができやすくなるらしいので、たまに健康診断に連れていきたいと思います。
獣医師さんと話して5歳ぐらいまでは経過を見ながら食事療法食を与えていく感じになりそうです。