写真を趣味にしていると必ずぶつかる問題があります。
それは、
「なんか自分の写真ってありきたりじゃない?」問題。
カッコいい写真を撮ろうとカメラを買ったのはいいものの、SNSを見ると自分より素敵な写真がゴロゴロ・・・
・同じカメラなのに何が違うんだろう?
・良いレンズを買わないと素敵な写真は撮れないのかな?
そんなお悩みをお持ちのあなた!
あなたがお持ちのカメラでも充分に素敵な写真は撮れます!
もちろんiPhoneやスマホだって大丈夫!
この記事ではすぐに実践できて、素敵な写真が撮れるテクニックを紹介します。
構図がどうとか設定がどうとかは言いません。
このテクニックを意識するとこんな写真を撮るチャンスがグッと増えるでしょう!↓
カメラ散歩、楽しいで!って記事を書こう pic.twitter.com/x7q26XcXXs
— ササ@サラリーマンブロガー (@2017Kedama) 2017年12月27日
ありきたりな写真から卒業する4つの視点
まず、良い写真を撮る人とありきたりな写真を撮る人の違いは何だと思いますか?
私は「感性」ではないかと思っています。
簡単に言うと「素敵な物や光景を発見する力」ではないでしょうか?
でも感性を磨くのってすごく難しそうですよね?
時間もかかりそうだし・・・
そこで私が提案するのは
視点を変えることで「素敵」と出会うチャンスを増やす
という方法です。
視点が変われば必ず写真は変わります。
今回紹介するのはこの4つの視点です。
・被写体を見上げる
・被写体と同じ目線になる
・被写体に思いきり近づく
・通った道を振り返る
①被写体を見上げて写真を撮る
それではさっそく外に出てみましょう。
目の前に紅葉が終わったモミジの木がありますね。
せっかくなら真っ赤に色づいている時期に撮りたかったな~
そう思ってスルーするかどうかはあなた次第!
せっかくなので枝の下から空を見上げてみてはいかがでしょうか!
近くに行って見上げてみると枯れた葉がまだついているのがよくわかります。
せっかくなのでそれに注目して写真を撮ってみましょう!
こんな写真が撮れました!
木の下から葉っぱを見上げて、空を余白に撮影しました。
遠くから見るだけではこの写真は撮れなかったでしょう。
②被写体と同じ目線で写真を撮る
上を見た後は下にも目を向けてみましょう。
次はこんな場所で撮影してみます。
おっと草まみれですね。
カメラを持っていなかったら確実にスルーしているような場所です。
こんな所で撮りたいような物は見つかるのでしょうか?
パッと見はよくわかりませんが、このピンクの枠の中に周りより少しだけ背の高い植物が生えていますね。
しゃがんで植物と同じ視点になってみましょう。
すると・・・
このような写真が撮れました。
派手な植物ではありませんが可愛らしいです。
被写体と同じ視点になることで、日常生活ではなかなか見ることができない光景を写真に撮ることができます。
③被写体に思いきり近づいて写真を撮る
さあ次は思いっきり近づいてみましょう!
続いてはここ。
あなたならどこに注目しますか?
気になるものが色々ありますね!
私はこの謎の植物に注目してみました!
これに思いっきり近づいて写真を撮ることにします。
近づいてみるともっと不思議な植物でした。
なんていう植物かはわかりませんが、花火みたいで面白いですね!
写真って全体が写るように撮ってしまいがちですが、このようにはみ出すぐらい近づいても面白いですよね!
④通った道を振り返って写真を撮る
最後は撮った写真から紹介します!
こんな写真が撮れました!
この写真は「通った道を振り返る」ことをしなければ撮れなかった写真です。
どういうことかというと
私はこの矢印の方向に歩いていました。
カメラを持っていなければ普通に素通りするような道ですね。
実は私もカメラを持っていたのにも関わらず素通りしてしまいました。
ピンクの枠の中にあるオレンジ色の果実も視界には入っていましたが、この方向に歩いているときは良いと感じなかったのでスルー。
しかし!
振り返ってみるとその果実が太陽に良い感じに照らされているではありませんか!
その瞬間を撮ったのが先ほどの写真になります。
写真は順光や逆光といった光の方向がとても重要になります。
しかし、写真散歩をしてると面白い物を見つけようとするあまり光の向きを忘れがち。
そこで来た道を振り返ることによって強制的に光の向きを変えてしまおうというわけです!
また、振り返る前は見つからなかった被写体が見つかる可能性もあるので1度で2度美味しい視点テクニックですね。
高いカメラや高いレンズは必ずしも必要ではない
良い写真と高い機材は必ずしもイコールではありません。
大事なのは「何の道具で撮るのか」ではなく「何をどう撮るか」ではないでしょうか?
撮りたい光景を見つけることができ、それをどうやって表現するか?という段階で初めて必要なカメラやレンズが明確になったり、構図やテクニックの勉強が必要になります。
だからこそまずは今回紹介した4つの視点を使って、素敵な被写体を見つけるチャンスを増やしてはどうでしょうか?
あなたの周りにはまだ気づいていないだけで素敵なものに溢れているかもしれませんね!